SOTEIGAI

社会人向け越境プログラム
SOTEIGAIとは

SOTEIGAIとは、公立高校という異世界に越境することで、
働くなかでの「個」のあり方を探究し、
一人ひとりが“想定外”をつくりだすプログラムです。

SOTEIGAIが目指していること

社会全体の価値観が揺れ動き、
これから一層パラダイム転換が進んでいくなかで、
むしろ想定外をいかし、生み出していく「個」のあり方を考えていきます。

社会の課題

変化のはざまで、葛藤している個と組織

生き方や価値観の多様性や、個を尊重する考え方が広がる一方で、
新しい意味価値を生み出すことや、その問い直しが求められ、
先が見えないなかで、葛藤や困難に揺れています。

今、社会全体の不確実性や複雑性が高まるなかで、
個も、組織も、誰もが変化のはざまに立っています。

目指すアプローチ

個をいかすことからはじめる

だからこそ、私たちは<社会ー組織ー個人>
いずれもの”よりよい”を目指す「Well-being」の視点が大切になってきており、
それは「個」をいかすことを起点として取り組むことが、
それぞれの変化へと繋がっていく鍵だと考えています。

個とその多様性を解放することが、新しい価値観や意味が生成される源泉であるからです。
一人ひとりの「個」や「Well-being」をいかすことが、
組織の目的や、成果の実現にも繋がっていくのです。

SOTEIGAIについてもっと詳しく知りたい方はこちら

プログラムに参加した人の声

M.Nさん

金融系SIer勤務(SE)
参加年:2018

出してみる/動いてみることで生まれる視点

会社組織の中では「何が正解か」を求められることが多いですが、このプログラムではそれがなく、何が失敗かも定かではありませんでした。
そんなプログラムだからこそ、失敗や間違いを恐れず自分の意見を素直に出すことができたと思います。

良いかどうかに限らず、出してみる/動いてみることで生まれる視点もあり、当初感じていた不安はいつのまにかなくなっていました。

また、生徒個人を大切にした働きかけをすること、さらには、私自身も青春基地の皆さんからそうされることで、「相手や自分を大切にすること」感覚を強く体感できたことが印象に残っています。

I.Nさん

金融系SIer勤務(SE) 
参加年:2019

“自分がやりたいこと”を感覚的に出してみる

授業では同じワークをしても生徒一人ひとり視点が異なり、「”自分がやりたいこと”って出てこないのでは?」と思いましたが、直感的にやりたいことが出てくる様子が印象に残っています。私自身も"自分がやりたいこと"を感覚的に出してみることで色々な発見がありました。

また、学校に限らず組織の中ではルールが多く、やりたいと思ったことを実現する場や機会が限られています。自分の職場でもメンバーが固定化されており、互いに本音で話したり、やりたいことをやってみる場は高校生よりも少ないかもしれないと感じました。職場や普段の生活を通じて、自分自身の心の動きと向き合うことを前よりも重要だと思うようになったと思います。

M.Eさん

精密機器メーカー勤務 
参加年:2020

自分にフタをしていたことに気づかされた

初めて学校に行ったときは、タイムマシンに乗ったみたいな感覚を覚えました。生徒が興味あることにアクションしている様子を見て、私自身、「あんな風に楽しいことや好きなことに向き合っているかなぁ?」と感じ、自分にフタをしていたことに気づかされました。

私自身もマイプロジェクトを動かしてみて、自分に自信がつき、自分にもできることがあるはずだと思うようになりました。
今では上手くいく自分もそうでない自分も、割とすんなりと受け入れることができたような気がします。

J.Kさん

フリーランスコーチ
参加年:2020

自分の中の「こうあるべき」に許可を出せた

最初に高校に行ったときは、異世界感にざわざわしました。大人と距離を取りたい人もいて、どの距離感で生徒に接したら良いんだろうと戸惑いもありました。同じ会社であれば共通目的があるので、そこに向かっていけばよいですし、先生と生徒という関係性でもありません。授業では教える側・教わる側に分かれるようなものではないため、純粋にヒトとヒトとして向き合っていく必要があって新鮮でした。

プログラムの中で「一度、資本主義の中にいるのをやめてみたらいいんじゃないか」って言われ、その言葉で一般常識に囚われず、自分の中の「こうあるべき」に許可を出せて、本音で何がしたいかを考えられるようになりました。

参加者の体験談に関する詳細は、こちらのnote記事をご確認ください。

2019年度

今までの自分の枠を外すことで、見える景色が変わる |企業研修「SOTEIGAI」参加者インタビュー【後編】

2020年度

【前編】学びの報告会より |公立高校を舞台とした、社会人向け越境学習プログラム「SOTEIGAI」